新設医大内科めぐり
新しい臨床医の育成を目指す—帝京大・内科
安部 英
1
1帝京大・内科
pp.221
発行日 1973年2月10日
Published Date 1973/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204612
- 有料閲覧
- 文献概要
本学は東京山手線(支線)十条駅から徒歩10分のところにあり,新設医科大学としては唯一の東京都区内の建設である.昭和46年9月竣工したばかりの病棟で,新しい構想により,新しい設備で内科もスタートした.文部省の基準に従って2講座からなり,47年12月現在教授2名,助教授5名,講師13名のスタッフ陣容である.
診療 開院以来,患者数は急増し,診療は一般および専門外来と入院の患者を対象としているが,スタッフの専門別により循環器,血液,腎臓,消化器,呼吸器,アレルギー,膠原病,リウマチ疾患,内分泌,代謝,運動器,神経系およびリハビリテーションと内科学全般をカバーしている.講座の上では分かれているが,実際の運営では両内科合同の検討会,発表会などを行ない,実地診療面はもちろん研究,教育の面でも連繋をとり,歩調を合わせており,また地域医療に参加する立場から近隣開業の方々の参加も頂いている.
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.