動きだした地域医療
大気汚染にとり組む—川崎,磯子両医師会の場合
近藤 正夫
1
,
阿部 和男
2
,
小室 健
2
,
梅田 博道
3
,
佐々木 忠正
4
,
本吉 鼎三
1
1川崎市医師会
2磯子区医師会
3医歯大内科
4川崎市衛生局
pp.805-812
発行日 1972年6月10日
Published Date 1972/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204123
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現在,社会の急激な変貌は,人々の健康を脅やかし,その生存を危うくする要素をいたるところに産み出した.国民の健康増進を願う医師にとって,もはや「座して患者の来院を待つ」だけではその責務を全うできぬ時代のようだ.今日,最も問題視されている大気汚染をめぐって,地域医療は何をどうなし得るか,模索はすでに始められている—.
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