免疫学入門・6
Ⅵ.免疫グロブリンの臨床
鈴木 秀郎
1
1東大第1内科
pp.769-772
発行日 1972年6月10日
Published Date 1972/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204114
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免疫不全症候群
感染に対する抵抗力の低下しているものを免疫不全症候群immune deficiency syndromeといい,このうち特殊な原因が認められず,しばしば家族内発生を認め,遺伝的素因の関与が考えられるものを原発性免疫不全症候群primary immune de-ficiency syndromeといい,免疫能力を低下させるような基礎疾患あるいは処置によっておこったと考えられるものを続発性免疫症候群secondaryimmune deficiency syndromeという.
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