報告
日本の大気汚染の現状
pp.145-151
発行日 1960年3月15日
Published Date 1960/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202254
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日本の大気汚染の研究,調査そして行政は最近数年間の内に急激な発展をとげたといつて良い。
その内容については勿論満足すべきものでないにしても,戦前,大阪市を中心として庄司博士が研究,調査を行ない,その他の都市で散発的研究,調査が行なわれていた当時にくらべれば,第二次大戦後,殆んど無から始められた大気汚染の分野の研究の進歩はこれを認めなければならないであろう。
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