今月の主題
心不全の成因—心収縮機序の観点より
橋場 邦武
1
Hashiba Kunitake
1
1長崎大学医学部高岡内科
pp.1030-1035
発行日 1971年6月10日
Published Date 1971/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203712
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心不全の病態の解明は,前方不全説や後方不全説から,また最近のホルモン-電解質-水分代謝の進歩にみられるような全身的考察へと発展してきた.と同時に,心筋の微細構造や収縮機序の解明と相まって,心機能そのものが再び注目されつつある.この小論では,収縮機序の観点より心不全を解説した.
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