洋書紹介
—Bock & Eggstein著—Diagnostik Informations System:Integrierte elektronische Datenverargeitung für die ärztliche Diagnostik
古川 俊之
1
1阪大第1内科
pp.294
発行日 1971年3月10日
Published Date 1971/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203530
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Tübingen大学病院コンピュータ化の報告書
Hegelの母校として有名なTübingen大学は,1477年創立の古い歴史をもち,Stuttgartから40マイル上流のNeckar河畔の落着いた部市に建てられている.Tübingen医科大学付属病院におけるDiagnostik-Informations-System(DIS)の導入は1964年に計画され,1965年末までにOR的手法による病院機能の調査,分析を行なった.1966年からは臨床検査関係の機械化を開始すると共に,1968年までにシステム分析,フローダイアグラム作成,実行計画,建築設計などを行ない,計算機と周辺装置の設置,ソフトウェアの整備,さらに医師,看護婦などの訓練を終えた.実用化は1969年6月に検査関係が,つづいて10月までに病棟(270床)業務がDISに完全に委ねられた.
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