臨時増刊特集 日常役立つ診療技術
診断篇
XVII.超音波診断法
超音波診断法
和賀井 敏夫
1
1順大超音波センター
pp.909-915
発行日 1970年5月20日
Published Date 1970/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203193
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超音波診断法というのは,超音波の計測的応用の医学的応用であり,現在では超音波による生体構造の映像化がその中心となっている.実際の応用面をみると,頭蓋内出血,脳腫瘍などの頭蓋内疾患,眼球内異物や眼軸長測定など眼科領域,耳下腺,上顎洞腫瘍など耳鼻科領域,甲状腺疾患,乳腺腫瘍,肺縦隔腫瘍,心臓大血管,肝胆道疾患,膵腫瘍,腎腫瘍,後腹膜腫瘍,子宮卵巣腫瘍,産科領域,骨腫瘍など各種疾患,各科領域にわたって広く研究が進められ,臨床応用の面でも種々の特徴とともに普及するようになってきた.
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