臨時増刊特集 日常役立つ診療技術
診断篇
XII.アレルギー系疾患の診断技術
2.血液を用いる方法
河合 忠
1
1日大臨床病理
pp.827-828
発行日 1970年5月20日
Published Date 1970/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203170
- 有料閲覧
- 文献概要
アレルギー組織反応には循環抗体が関与する場合と細胞抗体が関与する場合とがあり,後者として遅延型過敏反応(delayed hyper-sensitivity)があげられる.他の多くのアレルギー反応は主として血清中の循環抗体が関与して生ずる.したがって,検査方法は上記の2種の抗体について別個のものが考えられている.
Copyright © 1970, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.