技術講座 病理
病理検査症例の電子計算機による整理・2
データシートを用いる方法
馬場 謙介
1
,
上家 あけみ
2
,
荻島 寿子
3
,
木村 園恵
1
,
木村 一元
4
,
田久 浩志
5
1産業医科大学第2病理学教室
2産業医科大学病院病理部
3独協医科大学病院病理部
4独協医科大学総合研究施設
5産業医科大学振動研究室
pp.596-604
発行日 1982年7月1日
Published Date 1982/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202536
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前回1)は,電子計算機化をしようとするときに考えておかねばならないことについて述べた.今回は,前回説明したことさえ心得ていれば電子計算機の知識がなくても,電子計算機利用技術者(プログラマー)の力を得て,簡単に電子計算機化が実現できる方法について述べる.ここで述べるデータシートによる方法は,古くからバッチ処理(一括処理)と呼ばれる処理の仕方のうちでも,もっとも原始的ではあるが,システムの設計がもっとも簡単であるだけでなく,少なからずほかの方法にはない特長がある.
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