臨床メモ
猩紅熱と類似疾患
飯村 達
1
1都立豊島病院伝染科
pp.920
発行日 1969年8月10日
Published Date 1969/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202771
- 有料閲覧
- 文献概要
猩紅熱は昨年に比較して,本年はやや増加の傾向にあるようだが,さほど著明なものではない.
本症の診断は,定型的な臨床症状を具備した症例では,格別困難なものとは思われないが,しかし最近抗生物質の普及により,早期に使用された場合には,定型的な症状を示さず,類似疾患との鑑別が必要となってくることがある.
Copyright © 1969, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.