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臨床検査センターの今後の課題
小酒井 望
1
1順大臨床病理
pp.1401-1403
発行日 1968年12月10日
Published Date 1968/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202462
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中央検査室と検査センターのちがい
各地に医師会の臨床検査センターをはじめ私立の検査所(研究所あるいは臨床検査センターの名称を使用しているところが多い)が多数できている.医師会立の臨床検査センターは別として,私立の検査所に関しては,その数・設備など実態が十分つかめないということである.
ともかくこのような検査施設が増加することは,一般的にいえば,臨床検査が普及し,めんどうな検査を行なうことができなかった診療所の医師が,必要な検査を十分に駆使して,高度の医療を行ないうるようになったわけで,医療の進歩のために慶賀すべきことである.またこれらの検査施設は,集団検診の一翼をにない,地域の予防医学的活動に重要な役割を果たそうとしている.
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