くすりの効きめ—臨床薬理学入門・1
臨床薬理学のすすめ
鈴木 哲哉
1
1実中研・医学研究所
pp.61-63
発行日 1968年1月10日
Published Date 1968/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202062
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患者を吐かせるにはどんな薬を使つたらよいか。下剤をかけるにはどうすればよいか。発汗させようとしたら何がよいか。こういう質問になら薬屋の小僧でも即座に答えることができる。だがもし,そのためにいちばんよい薬を使わねばならないとしたら,全然べつの人からの情報が必要となる。その職業の領域で少なからぬ実地体験をもつた人からの情報である1)。
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