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書評「臨床薬理学」
杉山 雄一
1
1東京大学薬理学
pp.1230
発行日 1997年8月25日
Published Date 1997/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105035
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近年,ソリブジンとフルオロウラシル系薬剤との薬物間相互作用による致死的な副作用の発現をはじめとして,いわゆる薬害問題が後を絶たない.そのような中で,安全かつ有効な医薬品の使用方法について,社会的関心も非常に高くなっている.
臨床薬理学とは,1985年に日本臨床薬理学会体制委員会によって,“薬物の人体における作用と動態を研究し,合理的薬物治療を確立するための科学である”と定義されている(本書3頁から).
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