治療のポイント
末梢血管拡張剤
後藤 文男
1
,
神田 直
1
1慶大・内科
pp.684-686
発行日 1967年5月10日
Published Date 1967/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201782
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血管拡張剤は,危険なわずらわしい副作用を伴わずに障害局所への血流を増やすために血管に直接作用し,できるだけ選択的に血管を拡張させることが望ましい。一般に末梢血管拡張剤は,同時に脳,冠,腎および末梢血行に影響をおよぼすものが多いので,拡張剤を投与するときには,その薬物が投与の対象以外の諸臓器および全身循環にどのような影響を与えるかにもつねに考慮しなければならない。
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