第17回医学会総会速報・1 総会から医学の将来を展望する
小児科学の現状と問題点
中山 健太郎
1
1東邦大・小児科
pp.650-652
発行日 1967年5月10日
Published Date 1967/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201771
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昭和42年度の第70回日本小児科学会総会は,第17回日本医学会総会の第18分科会として開催された。
総会のうちから,小児科に関係の深いものをひろつてみると,総会講演として,小児悪性腫瘍(高津教授),小児期における感染に対する生体の非特異的防御機構(永井前教授),小児外科(若林教授)があり,シンポジウムとして,小児の蛋白栄養,小児の心身発達に関する追跡研究,新生児脳の特殊性とその障害,精神薄弱の成因と対策,先天代謝異常,脳性麻痺,予防接種の検討などがあげられる。
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