治療のポイント
子どもの偏食
高木 俊一郎
1
1大阪学芸大
pp.524-525
発行日 1967年4月10日
Published Date 1967/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201734
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偏食とは
偏食*は「時,所,形,味などをいかに変えてみても,ある特定の食品がなければ食事しない,あるいはその食品を食べようとしない状態」と定義されている。これは,嗜好を中心としたもので,英語のlikes and dislikesがこれに相当するが,食餌中の栄養素に欠陥のあるan unbalanced dietも問題である。
乳汁はもともと動物性食品で,しかも流動食である。そして幼若なものほど,動物性で,流動,半流動に近い食品を好む。
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