特集 小児科医が診る神経発達症:小児科臨床と発達支援のクロスオーバー
各論 神経発達症に由来する不適応状態へのベーシックな対応
偏食への対応
藤井 葉子
1
Youko Fujii
1
1医療法人社団湧泉会ひまわり歯科
pp.1577-1580
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002798
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はじめに
20年間以上,療育センターや歯科など,いろいろな所で神経発達症児の食事にかかわってきた。離乳食が進まず,いつまでもミルクや経管栄養が主体であったり,嘔吐をくり返す,丸のみ,食べられる種類が少ないなどの相談はあるが,対応についてはまだマニュアル化されておらず支援は十分でない1)。原因は多岐にわたるが,最近では口腔機能の発達不全もあり,保育園や学校でも現場で対応に苦慮していると聞く。個人の口腔機能の発達に合わせ,好みや得意な分野を利用し,栄養バランス,成長の状態を確認しながら食べられるものを広げていくことが必要である。

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