臨床メモ
不定の胃症状を訴える患者を診るとき
菅 邦夫
1
1菅内科診療所
pp.437
発行日 1967年3月10日
Published Date 1967/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201714
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不定ということは,症状の種類や性質,初発時期,頻度,症状のつづき具合,おこるときの条件,中間期の状態などが,不明確だということである。不定の胃症状で多いのは,胃がもたれる,おされる,腹がはる,不定の痛み,きみず,むねやけ,むかつく,空腹感の不足,すぐ満腹する,背中や腰にひびく,舌の感じがわるい……などである。
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