座談会
医師像—映画「赤ひげ」を見て
木下 繁太郎
1
,
宮脇 博
2
,
大河内 恒
3
,
村松 博雄
1鉄砲州診療所
2鉄砲州診療所針灸科
3東大
pp.1042-1046
発行日 1965年7月10日
Published Date 1965/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200913
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村松(司会)「赤ひげ」を見てそれが現代の問題と,どういうふうにつながるかということを考えたいんですが,木下先生は診療所をやつておられて,ある意味であの文化文政のころの小石川養生所と同じような立場にあるわけなんですが,いかがでしようか。
木下 映画を見てたしかに感激しましたよ。だけれども時間がたつてみると,その感激というのがやっぱり赤ひげに対する感激じやなくて,映画のいろんな個々の小さなエピソードみたいなものに対する感激なんですね。
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