基礎医学
免疫の機序—エールリッヒからバーネットまで
鈴木 秀郎
1
1東大・吉利内科
pp.448-451
発行日 1965年3月10日
Published Date 1965/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200756
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免疫現象に血中抗体の存在が具体的事実として明らかにされたのは最近のことである。免疫現象にはこの血中抗体を介して行なわれるものと,感作されたリンパ系細胞を介して行なわれるものとがあるが,リンパ系細胞を介する反応についてはまだ不明の点が多いため,これらの理論も血中抗体の産生を中心として行なわれてきた。
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