診断のポイント
徒手筋力テスト
服部 一郎
1
1九州労災病院リハビリテーションセンター
pp.691-693
発行日 1964年8月10日
Published Date 1964/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200408
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目的
この徒手筋力テストには二つの目的がある。一つは外傷その他の場合,どの神経が,どの筋がやられているか正確に知る診断テクニックとして,またdystrophia musculorum progressiva,Landry麻痺など下位ニューロン障害の時,神経学的所見の一つとして麻痺筋の分布,程度,時間的経過(つまり悪化や回復)を正確に観察記録するためである。もう一つは本来の目的であるmedical rehabilitationにおける障害の評価evaluation,再評価re-evaluationの一方法としてである。
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