グラフ
甲状腺疾患の臨床
伊藤 国彦
1
,
西川 義彦
1
1伊藤病院
pp.497-499
発行日 1964年7月10日
Published Date 1964/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200353
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
甲状腺疾患は臨床所見を中心に診断を下すべきである。そのためにはまず甲状腺腫が肥大であるか(びまん性),腫瘍であるか(結節性)を触診により鑑別し,ついで機能異常が全身的に現われているか否かを検討しなければならない。機能検査はその裏づけとして意義がある。最近抗甲状腺剤の濫用される傾向があることは注意を要する、以下甲状腺疾患のなかでも,日常しばしば遭遇するものについて概略を述べる。
Copyright © 1964, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.