特集 関節リウマチ・膠原病—症例で学ぶ診断と治療
膠原病の診断・治療
全身性強皮症
井畑 淳
1
1横浜南共済病院リウマチ感染症内科
pp.2157-2164
発行日 2014年11月10日
Published Date 2014/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200134
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ポイント
◎全身性強皮症(SSc)においては早期診断の重要性が注目されており,新しい分類基準および超早期・早期SScを対象としたデータベースが欧米では構築されている.
◎自己抗体によって肺高血圧症などの臨床症状の出現頻度は異なる.
◎近年,SScに伴う肺高血圧症のスクリーニング法として新たなアルゴリズムが作成された.
◎SScの治療においては発病早期からの免疫抑制療法が評価されており,現在は生物学的製剤の有用性も検討されている.
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