増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド
特殊検査とオーダーのポイント
CTガイド下生検(腹部・骨軟部組織)
佐々木 弘喜
1
1東京警察病院放射線科
pp.270-276
発行日 2014年11月1日
Published Date 2014/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200072
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CTガイド下生検は1976年にHaagaら1)により初めて報告され,その後広く普及している.X線CT画像をガイドとして,適宜CT撮影を繰り返しながら,病変に対して経皮的に生検針を刺入,生検を施行する方法である.X線透視や超音波に比べ,ガイド画像の即時性は劣るものの,ガイド画像の客観性や深部病変の描出能はこれらよりも優れている.以下,筆者の経験に基づき肺以外を対象とするCTガイド下生検につき解説する.
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