特集 神経診察―そのポイントと次の一手
各論
【その他】
廃用症候群―臨床医に必要な知識とは?
川上 途行
1
,
里宇 明元
1
1慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
pp.1308-1311
発行日 2014年7月10日
Published Date 2014/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107664
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ポイント
◎廃用症候群は,骨・関節系や筋力のみに注目しがちであるが,心血管系,嚥下機能なども廃用症候群によって症状を呈するため,見逃さずに評価する必要がある.
◎廃用症候群を呈しやすい(廃用が進行しやすい)患者を理解し,そのような患者に対し早めに介入を開始できるように心がける.
◎原病の治療でやむなく臥床期間が長引く場合も,拘縮の評価や経口摂取再開時の嚥下評価など,ベッドサイドでの評価は重要である.
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