特集 神経診察―そのポイントと次の一手
各論
【起立・歩行】
起立・歩行障害―注目すべき歩き方・姿勢とその原因
井上 聖啓
1
1札幌山の上病院豊倉康夫記念神経センター
pp.1270-1272
発行日 2014年7月10日
Published Date 2014/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107655
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ポイント
◎歩行障害の診察は訴えを聴くだけではなく,実際に歩かせてみることが大切である.
◎問診では具体的な生活の場面(階段昇降やトイレでの立ち上がりなど)で起こる障害を尋ねること.
◎「ふらつき」は状況や随伴症状により病態が異なる.具体的にどのような状態か丁寧に聴きとること.
◎脱力,筋萎縮の分布を正確にとるうえで筋CT,MRIを活用したい.
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