特集 神経診察―そのポイントと次の一手
各論
【運動系】
Parkinson症状―症状のパターンと鑑別のポイント
棚橋 貴夫
1
,
望月 秀樹
1
1大阪大学医学部神経内科
pp.1266-1268
発行日 2014年7月10日
Published Date 2014/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107654
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ポイント
◎ふるえ,動きの鈍さ,歩きにくさを主訴とする場合はParkinson症状を念頭に置く.
◎Parkinson症状は,振戦,無動,筋強剛,歩行障害,姿勢反射障害を特徴とする.
◎歩行状態や症状の分布など,運動障害のパターンを正確に評価することが鑑別診断に繋がる.
◎小脳失調・錐体路徴候の有無や,認知障害など非運動症状の把握も必要である.
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