特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい!
炎症性腸疾患治療におけるspecial situation
感染症を合併した炎症性腸疾患の治療―CMVやC. difficile感染をどう治療する?
長堀 正和
1
1東京医科歯科大学医学部消化器内科
pp.1100-1103
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107610
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ポイント
◎潰瘍性大腸炎の急性増悪において,CMV腸炎やC. difficile腸炎などの感染症の合併を考慮する必要がある.
◎CMV腸炎合併の診断は容易ではなく,患者背景,臨床症状および所見から始めて,総合的に判断する.
◎C. difficile腸炎の一般的な危険因子は潰瘍性大腸炎患者には該当しない.
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