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世界中の一般医・家庭医が初夏の京都に参集
pp.1254
発行日 2005年7月10日
Published Date 2005/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107520
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世界一般医・家庭医学会2005年アジア太平洋学術会議開催
世界一般医・家庭医学会2005年アジア太平洋学術会議(WONCA Asia Pacific Regional Conference 2005,主催:日本学術会議・日本プライマリ・ケア学会)が,さる5月28~30日の3日間にわたり,京都市の国立京都国際会館で開催された.同会議は,主にアジア太平洋地域の一般医・家庭医を対象に毎年開催されているが,日本での開催となった今回は,日本プライマリ・ケア学会,日本家庭医療学会,および日本総合診療医学会の三学会が合同の組織委員会を設置し,開催の準備を進めてきた.また,この三学会それぞれの学術集会も5月28~29日の両日に同時開催されたため,日本全国および世界各地から,一般医・家庭医が集う一大イベントとなった.
本会議では,黒川清氏(日本学術会議会長),Jonathan Rodnick氏(UCSF),尾身茂氏(WHO西太平洋地区事務局長)らによる講演の他,「グローバル・スタンダードとしての家庭医療・一般医療」などをテーマにしたシンポジウム,「研究」,「教育」をテーマにした多数のワークショップが企画され,盛会となった.特に2日目の夜に開催された「カルチャーナイト・パーティ」では,世界中から参集した医師が一堂に会し,交流の輪を広げた.
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