特集 虚血性心疾患up to date―内科医によるトータルマネジメント
冠動脈疾患における多面的内科マネジメント
腎不全・血液透析患者の冠動脈疾患診療―腎臓内科医との連携
石塚 理人
1
,
池ノ内 浩
1
,
石橋 由孝
2
1日本赤十字社医療センター循環器内科
2日本赤十字社医療センター腎臓内科
pp.694-697
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107472
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ポイント
◎eGFRの低下が,死亡率や心血管イベントの増加に関連する.
◎一般的な冠危険因子に加えて,腎不全に関連した危険因子も考慮する.
◎血液透析と腹膜透析の利点・欠点を理解し,患者ごとに適応を選択する.
◎持続的血液濾過透析は,日本では保険上Ccr 15mL/分程度の腎機能と同等である.
◎造影剤腎症予防には,等張性補液1.0~1.5mL/kg/時を3~12時間前から6~24時間後まで行う.
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