特集 虚血性心疾患up to date―内科医によるトータルマネジメント
血行再建―PCI,冠動脈バイパス
冠動脈病変の重症度・リスク評価とそれに基づく治療選択
田中 悌史
1
1東京大学医学部附属病院循環器内科
pp.698-702
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107473
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ポイント
◎冠動脈疾患の治療方針は冠動脈病変の重症度のみならず,患者状態・心機能・合併疾患などさまざまな観点からリスク評価を行い決定される.
◎患者の症状を改善しQOLを向上する目的,生命予後を改善する目的の両面から治療の妥当性を判断する必要がある.
◎適切な重症度・リスク評価を行い各施設の体制・技量・成績を考慮したうえで,循環器内科・心臓外科が慎重な検討を行い,治療方針を決定する.
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