特集 もう見逃さない!迷わない!―非血液専門医のための血液診療
非血液専門医による血液診療
鉄欠乏性貧血・巨赤芽球性貧血の治療
横山 泰久
1
1筑波大学附属病院血液内科
pp.492-495
発行日 2014年3月10日
Published Date 2014/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107376
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ポイント
◎鉄欠乏性貧血や巨赤芽球性貧血では,入院や輸血の適応となることは少ない.
◎鉄欠乏性貧血の治療の第一選択は経口鉄剤であり,安易に静注鉄剤を用いない.
◎ビタミンB12欠乏の原因が除去されない場合は,生涯にわたる補充が必要である.
◎巨赤芽球性貧血の診断時または治療中に鉄欠乏性貧血を合併することがある.
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