特集 消化器薬―新時代の治療指針
消化管疾患
NSAIDs潰瘍
蔵原 晃一
1
,
川崎 啓祐
1
,
阿部 洋文
1
1松山赤十字病院胃腸センター
pp.40-43
発行日 2014年1月10日
Published Date 2014/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107269
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ポイント
◎胃十二指腸潰瘍の主要な原因は,H. pylori感染からNSAIDsへと推移しつつある.
◎NSAIDs潰瘍の治療は,NSAIDs中止とPPI投与が原則である.
◎NSAIDsを処方する際は,NSAIDs潰瘍の危険因子を評価する必要がある.高リスク群には予防のためにPPIの併用を考慮する.
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