特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する
総論:薬剤同士の“同じ部分=類似性”をまとめてその特徴を理解する
【対象微生物でまとめる】
グラム陰性菌用の薬剤
山本 舜悟
1
1日本赤十字社和歌山医療センター感染症科
pp.1160-1164
発行日 2013年7月10日
Published Date 2013/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106878
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ポイント
◎GNRへのスペクトラムを整理する際には,緑膿菌をカバーするかどうかに注目する.
◎ペニシリン系,セファロスポリン系では新しい薬剤ほどグラム陰性菌に対する活性が強くなっていく傾向にある.
◎「活性を有する」ことと「治療に用いるべき」ということは同義ではない.それぞれの抗菌薬に与えられた役割を理解しておく.
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