特集 最新の動脈硬化診療―どう診断し,どう治療するか?
動脈硬化の発生メカニズムを再考する
リポ蛋白と炎症
荒井 秀典
1
1京都大学大学院医学研究科人間健康科学系
pp.950-953
発行日 2013年6月10日
Published Date 2013/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106826
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ポイント
◎粥状動脈硬化発症にはLDL,HDLなどリポ蛋白が重要な役割を演じる.
◎LDLの酸化が炎症を惹起し,HDLは抗炎症効果を示す.
◎リポ蛋白に関連する慢性炎症の制御が動脈硬化進展抑制につながる.
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