特集 最新の動脈硬化診療―どう診断し,どう治療するか?
座談会
動脈硬化診療を語る
代田 浩之
1
,
及川 眞一
2
,
江草 玄士
3
,
池脇 克則
4
1順天堂大学医学部循環器内科
2日本医科大学大学院医学研究科内分泌糖尿病代謝内科学分野
3江草玄士クリニック
4防衛医科大学校神経・抗加齢血管内科
pp.940-949
発行日 2013年6月10日
Published Date 2013/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106825
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代田(司会) これまで,LDL-C低下療法を中心としたエビデンスがかなり集積されていたにもかかわらず,動脈硬化性疾患は少なくなるどころか,逆に増えています.そういう現象をみると,やはりこれまでの診療だけでは必ずしも十分ではないことは明らかで,もう一度動脈硬化性疾患の診療を再考する必要があると思います.本日は,先生方が日常診療でなさっていること,感じていることをそのままお話しいただければと思います.
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