特集 最新の動脈硬化診療―どう診断し,どう治療するか?
動脈硬化の発生メカニズムを再考する
急性冠症候群の病理
畠山 金太
1
,
浅田 祐士郎
1
1宮崎大学医学部病理学講座構造機能病態学分野
pp.954-957
発行日 2013年6月10日
Published Date 2013/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106827
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ポイント
◎急性冠症候群の多くは冠動脈の粥状硬化巣の破綻(プラーク破裂とプラークびらん)により血栓が形成されて発症する.
◎プラーク内の慢性炎症の持続は,プラーク不安定化・破綻と血栓形成にとって重要な因子である.
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