特集 大きく変貌した脳梗塞の診断と治療
診断
治療戦略を決めるうえでのSPECTの役割
平野 照之
1
1大分大学医学部総合内科学第三講座
pp.236-240
発行日 2013年2月10日
Published Date 2013/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106650
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ポイント
◎rt-PA静注療法の対象例(発症4.5時間以内)には,治療開始を遅らせるリスクが大きいためSPECTは実施しない.
◎局所線溶療法(発症6時間以内)の適応決定には,SPECTによる脳血流評価が有用である.
◎慢性期血行再建療法の適応は,アセタゾラミド反応性を含めた脳血流SPECT検査によって判断する.
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