特集 いま,内科薬はこう使う
鎮痛薬
麻薬性鎮痛薬
山川 真由美
1
,
加藤 佳子
2
,
加藤 滉
3
1山形大学医学部附属病院麻酔科
2財団法人三友堂病院緩和ケア科
3財団法人三友堂病院麻酔科
キーワード:
モルヒネ塩酸塩
,
オプソ
,
アンペック
,
パシーフ
,
MSコンチン
,
カディアン
,
ピーガード
,
オキノーム
,
オキシコンチン
,
オキファスト
,
デュロテップ
,
フェントス
Keyword:
モルヒネ塩酸塩
,
オプソ
,
アンペック
,
パシーフ
,
MSコンチン
,
カディアン
,
ピーガード
,
オキノーム
,
オキシコンチン
,
オキファスト
,
デュロテップ
,
フェントス
pp.497-500
発行日 2012年11月1日
Published Date 2012/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106502
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
日本で主に使われている麻薬性鎮痛薬は,コデイン,モルヒネ,オキシコドン,フェンタニルである.がん性疼痛の治療では,同じ成分の徐放性製剤(鎮痛維持)と速放性製剤(痛み増強時のレスキュー)を組み合わせて使用する.非がん性慢性疼痛に使用する場合は,保険適応に注意が必要である(Column,表1).コデインとオキシコドンの使い方はモルヒネに準じるので,本稿では主に,モルヒネとフェンタニルのがん性疼痛に対する使い方を述べる.用量の換算については,オピオイドローテーション換算の目安(表1,2)を参考にされたい.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.