特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか
感染症
Epstein-Barrウイルス感染症(伝染性単核球症)
脇口 宏
1
1高知大学医学部小児思春期医学教室
pp.538-540
発行日 2011年11月1日
Published Date 2011/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105584
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どのような病気なのでしょうか
▲ヘルペスウイルスの仲間に分類されているEpstein-Barr(EB)ウイルスが初めて感染した場合に発症する疾患です.
▲急性感染症で,発熱,化膿性扁桃炎,頸部リンパ節腫脹,肝・脾腫が主な症状です.多くの場合には自然治癒する予後良好な疾患です.
▲稀に,重症肝炎,脳炎,無菌性髄膜炎,Guillain-Barré症候群などを合併することがあります.
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