特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか
血液・造血器疾患
自己免疫性溶血性貧血
伊藤 良和
1
,
大屋敷 一馬
1
1東京医科大学血液内科
pp.410-413
発行日 2011年11月1日
Published Date 2011/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105552
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どのような病気なのでしょうか
▲全身の細胞に酸素を運ぶ赤血球が,本来の寿命より早く壊れる病気です.
▲赤血球を造る能力が壊れる速度に追いつかないと貧血になり,だるさ,息切れ,動悸などの症状が出ます.また,壊れた赤血球により黄疸となります.
▲一番多いタイプでは副腎皮質ステロイドがよく効きます.しかし,薬剤減量に伴う悪化もみられ,病気が一生続くことが珍しくありません.
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