今月の主題 視ないで診る消化器疾患―考える内科医のアプローチ
消化器症候はこう診る!
黄疸
植西 憲達
1
1洛和会丸太町病院救急・総合診療科
pp.1572-1577
発行日 2011年9月10日
Published Date 2011/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105368
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ポイント
★黄疸の患者では黄疸の出現のしかた,黄疸を引き起こす疾患の患者背景,随伴症状を確認することが重要である.
★多くの場合,ていねいな病歴聴取と身体診察に最低限の検査(総ビリルビン,直接ビリルビン,AST, ALT, ALP, γ-GTP)を行うことで鑑別はかなり絞り込める.
★特異的検査(抗体や腹部超音波検査)を行う前に鑑別を絞り込むことが内科医の腕の見せ所である.
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