今月の主題 視ないで診る消化器疾患―考える内科医のアプローチ
検査や治療介入の前に考えよう!
話せばよくなる消化器症状
井出 広幸
1
1信愛クリニック
pp.1530-1533
発行日 2011年9月10日
Published Date 2011/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105358
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ポイント
★「話せばよくなる」診療を実現するには,「医師という薬」の薬理作用を効果的に利用すべきである.
★隠された来院目的を見抜き,症状が日常に及ぼす影響を評価しつつ,患者のつらい感情を認めるような声かけを行う.
★良き医師-患者関係を構築するには,医師自身が自らの「あり方」を洞察し,それを高めていくことが重要である.
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