今月の主題 神経疾患common diseaseの診かた―内科医のためのminimum requirement
専門医との連携が重要な神経疾患の診かた―どうコンサルトするか/どうフォローするか
運動失調
渡辺 宏久
1
,
祖父江 元
1
1名古屋大学医学部神経内科
pp.1418-1421
発行日 2011年8月10日
Published Date 2011/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105324
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ポイント
★小脳失調の有無を簡便な診察で評価する必要がある.
★治療可能な傍腫瘍性,自己免疫性,薬剤性,中毒性,アルコール性の鑑別が重要である.
★小脳梗塞や脳幹梗塞は超急性期にMRI拡散強調画像で正常なことがある.
★小脳梗塞では,四肢に失調が目立たず,体幹失調のみを呈することがある.
★脊髄小脳変性症では専門家の診断による適切な診断と対応が必須である.
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