今月の主題 関節リウマチを疑ったら―診断・治療のUpdateと鑑別すべき膠原病
関節リウマチと鑑別が必要な疾患とその特徴
【若年~中年で多い疾患】
Sjögren症候群
松本 功
1
1筑波大学膠原病リウマチアレルギー内科
pp.199-202
発行日 2011年2月10日
Published Date 2011/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105014
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ポイント
★高頻度でRFが陽性となるが,抗CCP抗体は陰性となることが多い.
★高γグロブリン血症,膠質反応陽性,赤沈高値などを検診で指摘され受診することがある.
★関節炎は一過性で,進行性のことは少ない.ほとんどの症例がNSAIDで対応可能である.
★多彩な臓器障害を伴うことがある.
★乾燥症状を問診,診察,検査でしっかり捉えることが重要である.
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