今月の主題 皮膚から内科疾患を疑う
汗
発汗低下を伴う多発性の点状血管腫
今村 和子
1
,
安元 慎一郎
1
,
橋本 隆
1
1久留米大学医学部皮膚科学教室
pp.93-96
発行日 2011年1月10日
Published Date 2011/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104983
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ポイント
★発汗低下の背景にはさまざまな基礎疾患が存在することが多い.
★Fabry病は治療可能となっており,早期発見が重要である.
★Fabry病の症状は多岐にわたるため,診断が困難な場合があり詳細な病歴聴取が不可欠である.
★Fabry病の被角血管腫の好発部位は腰殿部である.
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