今月の主題 高血圧診療―わかっていること・わからないこと
観察研究と介入試験からの最新のエビデンスとその限界
リスクの低い(臓器障害のない)比較的若年者および女性の高血圧
景山 茂
1,2
1東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター薬物治療学研究室
2東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科
pp.1144-1147
発行日 2010年7月10日
Published Date 2010/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104515
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ポイント
★リスクの低い若年者における降圧療法の心血管イベント抑制効果は検証されていない.
★治療は降圧,QOL,医療費などの患者負担を考慮して行う.
★治療期間が長期に及ぶため生活習慣の改善が重要である.
★二次性高血圧の除外を忘れずに行う.
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