今月の主題 酸塩基・電解質―日常で出くわす異常の診かた
種々の臨床現場における電解質異常を知っておこう
低栄養・高カロリー輸液患者に多い電解質代謝異常
大村 健二
1
1山中温泉医療センター
pp.1039-1041
発行日 2010年6月10日
Published Date 2010/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104491
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ポイント
★血清電解質濃度は必ずしも体の中の電解質の過不足を反映しない.
★血清電解質濃度は蛋白や脂肪の合成速度に加え,酸塩基平衡にも大きく影響される.
★医師はナトリウム,カリウム,クロール,カルシウムの値には注目するものの,リンの値には関心を示さないことが多い.
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