今月の主題 酸塩基・電解質―日常で出くわす異常の診かた
電解質異常の治療の基本―緊急対応と軽度異常への対応
カルシウム・リン・マグネシウム濃度異常
藤井 直彦
1
1兵庫県立西宮病院腎疾患総合医療センター
pp.988-994
発行日 2010年6月10日
Published Date 2010/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104482
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ポイント
★Ca・P・Mg異常では,常に医原性でないことを確認する必要がある.
★Ca・Mg異常では,意識障害,腎不全,痙攣,徐脈といった致死的合併症を伴うことがある.
★多くは輸液にて緊急対応するが,重症例では透析を必要とする場合がある.
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