増刊号 尿検査法
II.各論
6.電解質
(2)カルシウム,リン,マグネシウム
芳賀 利一
1
1三井記念病院中央検査部
pp.111-113
発行日 1992年5月15日
Published Date 1992/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901087
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
尿中のカルシウム(Ca),無機リン(IP),マグネシウム(Mg)は,血中ほど調節力がなく,諸々の影響を受けやすい.そのため正常範囲を定めるのはむずかしいが,血中値との比較やクリアランスを求めるなど,方法によっては臨床的有用性が高い場合もある.次に,尿中Ca,IP,Mgの臨床的意義について述べる.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.